「フィランソロピーのニューフロンティア」に登場したアクターとして最後に紹介するのは、「共同ファンディング(Funding Collaborative)」と呼ばれる枠組みです。その名の通り、個人や組織が共同で寄付や助成・投資を行うというものです。 続きを読む
「1.新たなアクター」カテゴリーアーカイブ
新たなアクター8 企業設立慈善基金
「フィランソロピーのニューフロンティア」において、90年代以降、急速に拡大しているアクターとして、「企業設立慈善基金(Corporate-originated Charitable Funds)」があります。 続きを読む
新たなアクター7 オンライン寄付・投資サイト
「フィランソロピーのニューフロンティア」における新たなアクターの中でも、最も多様な拡がりを見せているのが、「オンライン寄付・投資サイト(Online Portals & Exchanges)」です。もちろん、インターネットが登場した比較的早い段階から、オンライン上で寄付を募るという行為は始まっていました。しかし、近年、この「オンライン寄付・投資サイト」は専門化と多様化が急速に進行しています。 続きを読む
新たなアクター6 キャパシティ・ビルディング支援団体
今回は、「フィランソロピーのニューフロンティア」における新たなアクターとして「キャパシティ・ビルディング支援団体」を紹介します。「キャパシティ・ビルディング支援団体」自体は、「フィランソロピーのニュー・フロンティア」が登場する前から活動を行ってきました。しかし、フロンティアの登場により、新たなアクターが登場しています。 続きを読む
新たなアクター5 社会的投資ブローカー
「フィランソロピーのニューフロンティア」の新たなアクターとして、次に紹介するのは「社会的投資ブローカー(Enterprise Broker)」です。この概念、非常に独特の概念で、おそらく「フィランソロピーのニューフロンティア」の研究チーム以外にはまったく共有されていないと思いますが、今後、きちんと分析していくことが必要な重要な考え方だと思います。 続きを読む
新たなアクター4 フィランソロピー銀行としての財団
これまで、「フィランソロピーのニューフロンティア」に登場した新たなアクターを紹介してきました。それは、社会的投資仲介機関や社会的証券取引など、社会的投資を志向した組織が中心でした。では、伝統的フィランソロピーにおいて中核的な位置を占めていた財団は、この「フィランソロピーのニューフロンティア」においてどのような位置を占めるのでしょうか。「フィランソロピーのニューフロンティア」提唱者のレスター・サラモン教授は、「フィランソロピー銀行としての財団」という概念を使って、財団の新たな役割を分析しようとしています。 続きを読む
新たなアクター3 社会的証券取引
「フィランソロピーのニューフロンティア」における新たなアクターとして、次に紹介するのは「社会的証券取引(Social Stock Exchange)」です。たぶん、様々なアクターの中でも、この領域がもっとも興味深いものではないでしょうか。 続きを読む
新たなアクター2 流通市場事業者(Secondary Market)
「フィランソロピーのニューフロンティア」に登場した新たなアクターとして、次に紹介するのは「流通市場事業者(Secondary Market)」です。 続きを読む
新たなアクター1 社会的投資仲介機関
「フィランソロピーのニューフロンティア」には、伝統的フィランソロピーにおいて見られなかったような新たなアクターが登場し、重要な役割を果たしています。これから、幾つかの主要アクターについて紹介していきたいと思います。なお、特に断らない限り、この論考はレスター・サラモン編「フィランソロピーのニューフロンティア」の内容に基づくことをお断りしておきます。 続きを読む